バッテリー交換  その理由

今回の修理は、電装系。

多いのがバッテリートラブル。

電圧低下による始動不良、そしてバッテリーの交換はよくある修理。

 

ですが今回はお客様がバッテリーを交換してから

それほど経っていない言うお話。

セルが回ったり、回らなかったり、

EGが止まってしまってたり。

 

原因は電装系のどの部分?リレー?バッテリーか?

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早速、バッテリーを確認。

うーんあまり見かけないバッテリー・・。

 

 

これは・・・。

089 - コピー

 

結構なサルフェーション(画像赤矢印付近の白い粉の様になっている所)が見受けられます。

バッテリーはもうダメかな・・。

まずは、エンジン始動チェック!

普通にかかります。チャージ電圧量を計るべく、エンジンの回転数を上げてみます。

そこでエンジンストップ!

 

今、端子が動いていたような・・・。

サルフェーション起こしている個所を今一度再確認

090 - コピー (2)

 

マイナス端子のボルト①の矢印に異様なガタつきが…

外そうと思い、ボルトを回したら、ナットと供回りしてしまいます。

 

ボルトの頭をドリルで取り除き、はずそうと思いましたが、

ねじ部分と一体化したナットは取れそうにない。

 

どちらにしろこれ以上使用できないバッテリー。

お客様に確認し、バッテリー交換を前提に

結局端子部分をカットすることに。

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ものすごい腐食です。

 

103 - コピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上画像バッテリー取付ボルト&ナット 赤矢印…ナットの溝 ありません

黄矢印…ボルトの溝 ありません。

サルフェーションからくる腐食により

溝がなくなり、ガタつきが生じていました。

 

エンジンストップや始動不良の原因はこのガタツキ。

過充電等のおおもとの原因を調べましたが、特に異常なし。

交換して間もないバッテリーと言う事でしたが、

バッテリー本体の不良だったようです。

 

みなさんも愛車のバッテリーチェックしましょう!