二輪車に関する改正規約・同施行規則についてのご案内です

一般社団法人自動車公正取引協議会により２０２３年６月９日から施行されております

二輪車の表示に関する改正規約・同施行規則についてのご案内です。

 

今回の改訂内容は中古車のプライスカード表示内容と電動バイクの燃費表示についてです。

 

①「年式」について

これに関してはこれまで年式という表記が規約上は初度登録（届出）年とされており、

年式＝モデルイヤーでは無いという点が誤認を生む原因になっておりました。

そこで今回の改訂では「年式」という表記を「初度登録年」とし、新たに「モデルイヤー」という

欄を設ける事になりました。

 

②中古車の使用歴について

昨今オートバイも自家用としてだけではなく、レンタルとしての使用が増えてきております。

そこでその中古車の使用歴が「自家用」だったのか「レンタル」だったのかを表示する事になり

ました。

 

③冠水車である場合の表示義務について

これまでは冠水車は当然の事として販売するに当たらないため、特に「冠水車」の表示が必要と

なってはおりませんでした。しかし、水害等の増加により冠水車の販売が社会問題化しつつ

ある現状を踏まえて、冠水車はお客様へ販売するには適さないものであることを周知すると

ともに、「冠水車」ではない等の虚偽の表示・説明をして販売した場合、販売店に対しての

不当表示に該当することを明確化しました。

 

④電動バイクの燃費表示について

これまでは電動バイクの燃費に関する表示の規定がありませんでしたが、本改定より

燃費については「一充電走行距離（キロメートル）」と表示する事になりました。

 

以上に合わせ、バイクハウスゼロの中古車プライスカードも変更を加えております。

また、価格表示関しても車両本体価格以外にお支払い総合計の価格も表示しておりますので

バイク選びのご参考にして頂ければと思います。